福岡県福岡市のハーモニカ教室HOLESの講師松田です。
今回は、「うまくいかない時の考え方」です。
私は日々、いろんな方から音楽の相談をされます。
皆さん、多種多様な悩みがあるとは思いますが、
私が相談を受けた時にまず質問するのは、
「何で音楽をやりたいと思ったのですか？」
とういう内容です。
何故なら、この「何で」という当初の気持ちを
ほとんどの人が忘れるから悩むんですよね。
★あなたは何で音楽をやりたいと思ったのですか？
「誰よりも上達したいから。」という返答だとします。
こうした人にアドバイスして上達法を伝えることはできます。
でも、上達してもまた悩みます。何故なら、あなたが上達すると
「上達して人前で演奏する機会が増えて、交流が増え、人間関係で悩む。」
「もっと上達しないといけないと落ち着かなくなる。」
そうした今までなかった経験をすることもあるからです。
何でこんなふうに悩むようになるかというと、
「上達のみを目標にしているから。」
なんです。
あなたは何で音楽をやりたいと思ったのですか？
上達して、どんなふうになりたいと思っていたのか
音楽を始めたばかりのころの考え方を
メモしてわかるところに貼っておきましょう。
うまくいかない時は、
「何で音楽をやりたいと思ったのか？」
をメモを見て思い出すだけで、
頭がスッキリしますよ。
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