福岡県福岡市のハーモニカ教室HOLESの松田です。
今回は、質問の多いオーバーブロウのやり方についてです。
このテクニックについて、長年研究している奏者もいるのではないでしょうか?
それでは、このテクニックを丸裸にしていきましょう!!
本気で習得したい方は、下記を全て読むことをお勧め致します。
・オーバーブローベンドとは?
10HOLESハーモニカで普通に吹き吸いしても出ない音を出すテクニックに、
ドローベンドやブローベンドがあります。
さらに、上記のテクニックでも出せない音を出すテクニックがオーバーブローベンドですね!
ハーモニカは吹いたら、吹くリード(上側のリードがなります。)
吸ったら吸うリード(下側のリードがなります。)
ですが、このテクニックがやっかいなのは!!!
なんと、吹いてるのに吸う方のリードを鳴らさないといけないからなんです!!!
しかし、根気よくやれば必ず出来るようになるので、しっかり習得していきましょう。
①習得方法(C調のハーモニカを用意)
まず、ハーモニカのカバーを外します。
一番やりやすいのは、6番穴なのでこの穴で練習していきます。
では、6番穴の上側のリードを指で塞いでください!!
塞ぐ理由は、吹くリードが鳴らないようにするためです。
そしてここからですが、舌の先を下の歯の裏側に当て、舌を奥側に引くように持ち上げ6番穴を吹いてみてください。ここで少しでも音がでればオーバーブローの入り口です。
お気づきの方もいると思いますが、ブローベンドするときの形を作り、吹きながら
音が鳴るポイントを探すと言うことですね!!
まず、ブローベンドが出来るようになるまでは、オーバーブローには手を出さないでください。
しっかり、ブローベンドを出来るようになった人が挑戦するテクニックです。
②曲で使えるようになるには!
カバーを外して練習する方法をお伝えしましたが、実際に演奏するときには
カバーを外すわけにはいきません。
そのため、カバーを外さずに吹くリードが鳴らない状態を作らないといけないということです。
では、そのやり方を説明致します。
まず、6番穴を吹きながら、徐々にブローベンドをする感覚で息を吹き込みます。
すると、6番穴ソの音の音程が少しずつ下がりだし、最終的に音が止まります。
これで、指でリードを塞いだ状態が完成します。
そのまま吹きながら音が鳴るポイントを探せれば、まずは入り口です。
音が少しでも鳴ったら、3秒〜5秒ロングトーン出来るようになることが目標です。
3秒ロングトーン出来れば、少しずつ曲に使用できる状態ですよ。
では、まとめです。
オーバーブロウを習得するには、
①まずブローベンドを習得する。
②カバープレートを外す。
③まず6番穴で練習
④6番の吹くリード(上側)を塞ぐ
⑤ブローベンドの感覚で吹いて、音のなるポイントを探す。
⑥音が鳴ったら3秒〜5秒伸ばせるようになる。
⑦カバーをつけた状態で6番穴をブローベンドする感覚で吹く
⑧少しずつ音程を下げながら音の出ない状態まで持っていく
⑨音が出なくなったら、口の形をそのままキープして音の出るポイントを探す。
⑩音が出たら成功!最低3秒〜5秒ロングトーン出来れば曲に使用でき始める!!
今回は、最高難易度テクニック、オーバーブローベンドの紹介でした。
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